
△Bloomsbury.lab「Liberty Wide」 396,000円(税込)
Bloomsbury.lab(ブルームズベリーラボ)は、2003年に韓国ソウルで誕生したスクリーンメーカー。韓国内に先進的な自社工場を持ち、優れた品質が評価され、映画館用途で高い採用実績を誇るブランドだ。映画館が賑わう韓国でシェアは約70%に上り、日本の大手シネマコンプレックスでも導入が進んでいるという。
国内でも同ブランドのスクリーンが発売されているが、プロジェクターブランドのJMGOを取り扱う日本ビジネス開発が、新たな国内向けのモデルとしてアンプ内蔵でアクティブスピーカー機能を備える、スピーカー内蔵スクリーン「Liberty Wide」を発売するに至った。
本稿では、そんな話題性の高い新製品であるLiberty Wideを実際に触れ、画質・音質レビューを行った。クオリティチェックに加え、新コンセプトのスクリーンがホームシアターやライフスタイルにどのようなインパクトをもたらすのか。映画館発想のコンセプトと画音力は、ホームシアターを再定義しそうだ。

△Bloomsbury.labは、日本を含むアジアやヨーロッパなど計20か国・13,000か所の映画館にシネマ用スクリーンを供給する
画音一体「シネマティックサウンド」を実現するスピーカー内蔵スクリーン
まずキーコンセプトと言える、スクリーンとサウンドの融合を狙う「シネマティックサウンド」に触れたい。単にフロントスピーカーやその置き場所を節約する目的ではなく、映画館で重要な「映像とサウンドの一体化」を志しているのがポイント。映画館のスクリーンは多孔構造で背面にスピーカーを設置することで画音一体を実現し、高い没入感の源泉となっているが、これをホームシアターで実現しようとするものだ。

△映画館で観ているような画音一体である「シネマティックサウンド」を開発コンセプトに掲げる
映像面での特徴は、優れた抗外光性能を備えていること。スクリーンの表面は環境に優しく透明度の高いPET素材による「CLR(Ceiling Light Rejection) 構造」を備え、主に上方、つまり天井照明の灯りを庇のように高効率に遮断するよう設計されており、下方/正面からの光を反射する構造となっている。

△「CLR(Ceiling Light Rejection) 構造」を採用することで、天井照明など上方の光を遮断し、下方/正面に設置したプロジェクターからの光だけを反射させる。

△従来の光学スクリーンよりも、明るく色鮮やかな映像表現を実現している。
内部は光の高効率な反射を狙って微細なアルムニウム粒子を含む4層ものコーティングが施されるが、噴霧ロボットにより精密かつ均一に塗布されていることもトピック。全てを同社で研究開発し、生産まで一貫して行っているのも頼もしい。
サウンドはアクチュエーターと呼ぶ加振機によって2.1ch再生。スクリーン表面が振動板の役割を果たしており、アンプはデジタル方式で40W×2ch/30Wのウーファー(BASS)というパワフルな構成となっている。Bluetooth受信機能も搭載しているため、スマートプロジェクターとの相性が良いのも特徴的である。

△スクリーン裏にはアクチュエーターを搭載しており、スクリーンパネル全体を震わすことで音を出力している。
構造は軽くて丈夫なアルミニウム製のフレームとパネルを採用し、重量は約20kg を実現。DIY感覚で壁掛け設置も可能だ。

△メタルフレームの採用でデザイン性の高い質感となっている。

△Liberty Wideを実際に壁掛けしてみると、壁に隙間の無い密着した状態で設置することができる。

△壁掛け用のフックが同梱されており、DIYによる壁掛けも可能だ。
明るい部屋でも驚くほど鮮明な映像、高コントラストと色鮮やかさが印象的
画質・音質チェックでは、JMGOの新たなフラグシップモデルとして登場した、4Kプロジェクター「N1S Ultimate 4K」と組み合わせて視聴。Bloomsbury.labは多様な幕面を用意しているが、日本で発売されるLiberty Wideは光学設計として、超短焦点および短焦点プロジェクターに最適化されている。JMGO製品とも組み合わせ確認済みでベストな状態に仕上がっているとのことだ。
まず明室で視聴したが、明室でも驚くほど明るく鮮明だ。天井照明の影響を受け難く、明るい環境でもコントラストの高さと色鮮やかさが印象的で、テレビの映像かと見間違えるほどだ。映像の黒はスクリーンの見え方そのものであり、引き締まった黒が楽しめる。

△ 実際に明るい部屋で視聴を行ったが、とても明るく鮮明な映像が映し出されていた
夜景のように暗い街並みを背景に、ライトの光が色とりどりに瞬くような映像シーンを観てみると、4K/HDRによる表現がマッチしており、Liberty WideとN1S Ultimate 4Kの組み合わせだと、プロジェクターの明るさ性能とスクリーンのゲインの高さによって心に沁みるような煌めきを表現となる。暗室で視聴すると、色味は常にナチュラルで、映像美の世界に惹き込まれる。
Original Link: https://www.phileweb.com/review/article/202503/19/5977.html
△Bloomsbury.lab「Liberty Wide」 396,000円(税込)
Bloomsbury.lab(ブルームズベリーラボ)は、2003年に韓国ソウルで誕生したスクリーンメーカー。韓国内に先進的な自社工場を持ち、優れた品質が評価され、映画館用途で高い採用実績を誇るブランドだ。映画館が賑わう韓国でシェアは約70%に上り、日本の大手シネマコンプレックスでも導入が進んでいるという。
国内でも同ブランドのスクリーンが発売されているが、プロジェクターブランドのJMGOを取り扱う日本ビジネス開発が、新たな国内向けのモデルとしてアンプ内蔵でアクティブスピーカー機能を備える、スピーカー内蔵スクリーン「Liberty Wide」を発売するに至った。
本稿では、そんな話題性の高い新製品であるLiberty Wideを実際に触れ、画質・音質レビューを行った。クオリティチェックに加え、新コンセプトのスクリーンがホームシアターやライフスタイルにどのようなインパクトをもたらすのか。映画館発想のコンセプトと画音力は、ホームシアターを再定義しそうだ。
△Bloomsbury.labは、日本を含むアジアやヨーロッパなど計20か国・13,000か所の映画館にシネマ用スクリーンを供給する
画音一体「シネマティックサウンド」を実現するスピーカー内蔵スクリーン
まずキーコンセプトと言える、スクリーンとサウンドの融合を狙う「シネマティックサウンド」に触れたい。単にフロントスピーカーやその置き場所を節約する目的ではなく、映画館で重要な「映像とサウンドの一体化」を志しているのがポイント。映画館のスクリーンは多孔構造で背面にスピーカーを設置することで画音一体を実現し、高い没入感の源泉となっているが、これをホームシアターで実現しようとするものだ。
△映画館で観ているような画音一体である「シネマティックサウンド」を開発コンセプトに掲げる
映像面での特徴は、優れた抗外光性能を備えていること。スクリーンの表面は環境に優しく透明度の高いPET素材による「CLR(Ceiling Light Rejection) 構造」を備え、主に上方、つまり天井照明の灯りを庇のように高効率に遮断するよう設計されており、下方/正面からの光を反射する構造となっている。
△「CLR(Ceiling Light Rejection) 構造」を採用することで、天井照明など上方の光を遮断し、下方/正面に設置したプロジェクターからの光だけを反射させる。
△従来の光学スクリーンよりも、明るく色鮮やかな映像表現を実現している。
内部は光の高効率な反射を狙って微細なアルムニウム粒子を含む4層ものコーティングが施されるが、噴霧ロボットにより精密かつ均一に塗布されていることもトピック。全てを同社で研究開発し、生産まで一貫して行っているのも頼もしい。
サウンドはアクチュエーターと呼ぶ加振機によって2.1ch再生。スクリーン表面が振動板の役割を果たしており、アンプはデジタル方式で40W×2ch/30Wのウーファー(BASS)というパワフルな構成となっている。Bluetooth受信機能も搭載しているため、スマートプロジェクターとの相性が良いのも特徴的である。
△スクリーン裏にはアクチュエーターを搭載しており、スクリーンパネル全体を震わすことで音を出力している。
構造は軽くて丈夫なアルミニウム製のフレームとパネルを採用し、重量は約20kg を実現。DIY感覚で壁掛け設置も可能だ。
△メタルフレームの採用でデザイン性の高い質感となっている。
△Liberty Wideを実際に壁掛けしてみると、壁に隙間の無い密着した状態で設置することができる。
△壁掛け用のフックが同梱されており、DIYによる壁掛けも可能だ。
明るい部屋でも驚くほど鮮明な映像、高コントラストと色鮮やかさが印象的
画質・音質チェックでは、JMGOの新たなフラグシップモデルとして登場した、4Kプロジェクター「N1S Ultimate 4K」と組み合わせて視聴。Bloomsbury.labは多様な幕面を用意しているが、日本で発売されるLiberty Wideは光学設計として、超短焦点および短焦点プロジェクターに最適化されている。JMGO製品とも組み合わせ確認済みでベストな状態に仕上がっているとのことだ。
まず明室で視聴したが、明室でも驚くほど明るく鮮明だ。天井照明の影響を受け難く、明るい環境でもコントラストの高さと色鮮やかさが印象的で、テレビの映像かと見間違えるほどだ。映像の黒はスクリーンの見え方そのものであり、引き締まった黒が楽しめる。
△ 実際に明るい部屋で視聴を行ったが、とても明るく鮮明な映像が映し出されていた
夜景のように暗い街並みを背景に、ライトの光が色とりどりに瞬くような映像シーンを観てみると、4K/HDRによる表現がマッチしており、Liberty WideとN1S Ultimate 4Kの組み合わせだと、プロジェクターの明るさ性能とスクリーンのゲインの高さによって心に沁みるような煌めきを表現となる。暗室で視聴すると、色味は常にナチュラルで、映像美の世界に惹き込まれる。
Original Link: https://www.phileweb.com/review/article/202503/19/5977.html